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2009年2月15日 (日)

ブータンの乾燥チーズ

ご縁があって、ブータンの乾燥チーズをいただきました。
090215a
ヤクの乳が原料とのこと。非常に硬く引き締まっています。
ブータンの人たちはこれを一時間くらい噛み続けるとか。

彫ってみました。
粉砕しながら加工する感じは、まるで石灰岩のよう。
細かいかけらを口に入れると、あわあわと消えます。
ほとんど無味無臭。これは私が鈍感なせいでしょう。
090215b
ここまで彫ってみたところで、割れてしまいました。
本当はブータンの国旗の雷龍を、不可能物体ふうに
作ってみたかったのですけれど。
とりあえずカマンベールチーズで接着を試みました。

成分はミルクカゼインかな、と思います。
画材屋で入手したミルクカゼインに似ています。
カマンベールチーズで接着できなかったら、
ミルクカゼインを試みるつもりです。

服のボタンにもミルクカゼインは使われています。
銀座のボタン専門店では「ラクト」と呼ばれていました。

検索したら、ボタン用のラクトはカゼインの硬化剤に
ホルマリンを使うため、子供服には使わないとのこと。
もったいないですね。
強度や耐水性をなんとかすれば、乾燥チーズのボタンは、
食べても安心な造形素材になるかもしれません。

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メカニカルパズル番外:パズル飯」カテゴリの記事

コメント

 前職で,若い頃,手当たり次第に実験書を仕入れて,ベテラン教師に対抗しようとした事があります。その中に「カゼイン樹脂で,印鑑(ハンコ)を作ろう」というのがあったのを思い出しました。

実験書、さすがですねぇ。
ネットでカゼインについて調べてみました。
最近はカゼインプロテインとして、ボディビルディング方面で注目されているようです。
興味深かったのは鏡の製法。
http://www.mie-glass.co.jp/C-2.htm
西洋絵画の技法と同様に、接着剤として使われています。
(昔の鏡は裏が鉛丹で赤かったことも思い出しました)
食品でカゼイン成分が多そうなのは当然チーズ。
雪印のサイトで成分表を見ると、蛋白質の比率が高いのはモッツァレッラでした。ピザの上に乗ってるあれです。にかわのように熱で溶かして接着剤にならないものか、実験してみようと思います。

全貌を拝見しました。あれをよくここまで!!

私のは、半分は黒こげ、もう半分はまだそのままですが、更に乾燥してもっと硬くなったような気もします(笑)。

たかはしさんからのメールに、「ロマネスク」の記載があって、一年前を思いだして、ロマネスクの写真をたかはしさんにも送りました。

いやいや、まだまだです、あらいさま。
工芸的に仕上げて再度アップします。
手作りの干しチーズを作って、料理方法の実験もしてみたいですねぇ。揚げてもうまくいかなかったのは、私にも意外です。

カリフラワーロマネスク、「ロマネスコ」という名で定着しそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%B3
漬け物にしてみたいなぁ。
漬け物樽に「ふらく樽」と名前を付けて。

「ロマネスコ」だったんですね。。。
「ふらく樽」… いい名前ですね~是非食べたいです!

スペイン語版wiki「Romanescu」
http://es.wikipedia.org/wiki/Romanescu
このリンク先に「Fractal dimensions of a green broccoli and a white cauliflower」というPDFファイルがありました。
(英語。なのに英語版wikiからはリンクされていません)
http://arxiv.org/PS_cache/cond-mat/pdf/0411/0411597v1.pdf
ロマネスコでないブロッコリーやカリフラワーをフラクタル幾何学の文脈で解析しているところが面白いです。

April fool前にと思って慌ててコメします。
ロマネスコのピクルスを一月前に仕込み、色形歯ごたえ良好に仕上がりました。肝心の味は、酸っぱさ7ほの甘さ3。7種の酢とワインと味醂しか使いませんでした。コツは2つ。酢は2%を超えないことなんですがあっさり無視しました。何に対する割合か全然解らなかったので。上手くいったのは茹でる前に小麦粉を溶いて泡立てること。灰汁取りと形保護と色褪せを防止とか。味に警戒感をもたれぬ様大好きなハーブ類、ケッパー、ピメント、バルサミコ酢、EVO油などは泣いて避けました。見た目だけでもインパクトがあり過ぎるので。 「ふらく樽」の参考になったでしょうか?

saccoさんすごいですっ!「7種の酢とワインと味醂」、しかもバルサミコを避けるとは!
小麦粉でコーティングするのは良いですね。揚げて漬けたら南蛮漬け、茹でて漬けるのは不勉強にして知りません。でも直感的にイイ!と思います。
コゴミなどシダ類も同様に漬けて、「ふらく樽」を多次元化してみたいですねぇ。

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