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2009年3月 1日 (日)

乾パンの二枚蟻組接ぎ (double dovetail joint hardtack)

メカニカルパズルで「double dovetail」といえば、
継手(柱材を延長する接合)の「四方蟻継ぎ」が有名です。
しかし今回は、指物(さしもの:建築でなく木工芸の分野)
で使われる蟻組接ぎをダブルで使ってみました。
090301a
二枚の板のどちらも先が広がっていますから、抜けません。

これを、20090208にご紹介したカニヤのカンパンで作ります。
090301b
切り出したところ。片方はコーヒーで断面を着色。

さらに少し加工して、組んでみます。
090301c
組めました。
内側もきちんと組めています。
090301d
予想していたよりも、しっかり組めました。

メカニカルパズルにおける「不可能物体」は、おおまかに
2種類に分けて考えることができると思います。
「五円玉に矢」のような、手では状態を変えられないものと、
「四方蟻継ぎ」のような、手で可逆的に状態を変えられるもの。
この「乾パンの二枚蟻組接ぎ」は、あきらかに後者です。
キャストパズルのような手順を踏めば、容易に外せます。
正確に記述するなら、
組木(interlocking puzzles)を不可能物体のように見せた、
ということになると思います。

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コメント

 「蟻継ぎ」は憧れなんです!!
 あの切り込みの形で,どうして組合わさる
 のか・・・。不思議ですねぇ。
 ジッとよく観察してみます。
 いやぁ,出来たら嬉しいなぁ。

もしかしたら、木工のほうが技術的に簡単かもしれません。木工の専門家にとっては既知の技術でできますから。そのかわり乾パンに応用はできませんけれど。
構造を深く理解するには、紙で作るのもいいですね。不思議感はありませんが、その後の試行錯誤の指針を与えてくれます。

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