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2009年6月21日 (日)

かたちをコンピュータで

『パズラボ帖 2』のパズル飯に収録した図版のいくつかは、
Rhinoceros という三次元CADで描画しました。

090621banana
(三本組バナナ、考案:えぢナガタ氏)

1990年からAutoCAD ( 個人的には LT )を使っていました。
近年は IntelliCAD に移行し、作り貯めたLISPインタプリタも
ときどき使っていました。

ここ1年は、もっぱらRhinocerosを使っています。
つい最近、アドオンツールのGrasshopperを使い始め、
そのオブジェクト指向っぷりに驚きつつ、楽しんでいます。

でも、メカニカルパズルは、手で楽しむものですから、
設計のすべてがコンピュータ上でできるわけではありません。
・パズルの「しくみ」の、計算部分
・パズルの「見せ方」の、ビジュアルの部分
・パズルの「製品化」の、データ納品できる部分
私がコンピュータを使うのは、この三つの要素だけです。

イデアをイコンに具現化する基本技法は、
やはりオーソドックスに描画や彫塑・彫刻の技法が主です。

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メカニカルパズル:技術・素材」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。
AutoCAD についてはいろいろと助けていただき、お世話になりました。

Rhinoceros を使い始めたんですね。
現在は宝の持ち腐れのような使いかたしかしていませんが、全ての機能がわかったら良いソフトなんだろうなぁ、と思っています。
仕事の流れも3次元に移行する動きが出てきているし。
そのうちまたHELPを求めてしまうかも(爆)

最近地元ではおもちゃ屋さんががんがんつぶれて、なかなかパズルが手に入り辛くなっているんです。
ちょっと悲しい。
(あ、でも、最近はパズルにいそしむ時間もなかったっけ 


匠さま、お久しぶりです。
さて、このごろネットで話題のロボットのこと。
近藤科学「KHR-2HV」
http://www.kondo-robot.com/html/KHR2HV_KIT.html
これをベースにした動画
YouTube - コーヒーを淹れさせてみた -oil Master's brain-
http://www.youtube.com/watch?v=ejROvUC-gWU
いいなぁ、うん。すごくいいです。

この動画、いいなぁ、最高にいいなぁ。

コ、コレ。
私のブログでも紹介しても良いですか?

自分の労力ゼロなので、一応お断りしないと・・・。

Why not? もちろん良いです。

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