かたちをコンピュータで
『パズラボ帖 2』のパズル飯に収録した図版のいくつかは、
Rhinoceros という三次元CADで描画しました。
1990年からAutoCAD ( 個人的には LT )を使っていました。
近年は IntelliCAD に移行し、作り貯めたLISPインタプリタも
ときどき使っていました。
ここ1年は、もっぱらRhinocerosを使っています。
つい最近、アドオンツールのGrasshopperを使い始め、
そのオブジェクト指向っぷりに驚きつつ、楽しんでいます。
でも、メカニカルパズルは、手で楽しむものですから、
設計のすべてがコンピュータ上でできるわけではありません。
・パズルの「しくみ」の、計算部分
・パズルの「見せ方」の、ビジュアルの部分
・パズルの「製品化」の、データ納品できる部分
私がコンピュータを使うのは、この三つの要素だけです。
イデアをイコンに具現化する基本技法は、
やはりオーソドックスに描画や彫塑・彫刻の技法が主です。
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「メカニカルパズル:技術・素材」カテゴリの記事
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コメント
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お久しぶりです。
AutoCAD についてはいろいろと助けていただき、お世話になりました。
Rhinoceros を使い始めたんですね。
現在は宝の持ち腐れのような使いかたしかしていませんが、全ての機能がわかったら良いソフトなんだろうなぁ、と思っています。
仕事の流れも3次元に移行する動きが出てきているし。
そのうちまたHELPを求めてしまうかも(爆)
最近地元ではおもちゃ屋さんががんがんつぶれて、なかなかパズルが手に入り辛くなっているんです。
)
ちょっと悲しい。
(あ、でも、最近はパズルにいそしむ時間もなかったっけ
投稿: 匠 | 2009年6月24日 (水) 15時28分
匠さま、お久しぶりです。
さて、このごろネットで話題のロボットのこと。
近藤科学「KHR-2HV」
http://www.kondo-robot.com/html/KHR2HV_KIT.html
これをベースにした動画
YouTube - コーヒーを淹れさせてみた -oil Master's brain-
http://www.youtube.com/watch?v=ejROvUC-gWU
いいなぁ、うん。すごくいいです。
投稿: さだきち | 2009年6月24日 (水) 22時20分
この動画、いいなぁ、最高にいいなぁ。
コ、コレ。
私のブログでも紹介しても良いですか?
自分の労力ゼロなので、一応お断りしないと・・・。
投稿: 匠 | 2009年6月25日 (木) 15時47分
Why not? もちろん良いです。
投稿: さだきち | 2009年6月25日 (木) 20時44分