« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月30日 (水)

2004年「RADIX」完成直前のスケッチ群

「RADIX」の小型版石膏原型の仕上げ段階のスケッチとメモ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090930

左右のスケッチ、日付は約一週間の開きがある。
その間に台座の形が進化したことがわかる。

2009年9月29日 (火)

2004年「RADIX」制作中のスケッチ群4

「RADIX」の小型版石膏原型を制作中のスケッチとメモ。
これは製品原型でもある。
左中段は、作っておきたい刃物類の覚え描き。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090929

右中段には、こういうメモがある;
“かたちの娯楽。それだけ。だからこそ芸の深みがあるのだ。”

2009年9月28日 (月)

2004年「RADIX」制作中のスケッチ群3

「RADIX」の大型版原型。石膏モデルの段階。
左上は断面を定義するためのゲージのメモ。
右下は小型版を作るためのメモ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090928

左下には、 植物に尋ねてみる というメモがある。

2009年9月27日 (日)

2004年「RADIX」制作中のスケッチ群2

「RADIX」原型はまず大型、次に小型を作った。
これは大型の、粘土+ペーパーモデルの段階。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090927

台座の形が、まだ“パンツ化”していない。
似たような絵が多いのは、悩んでいた証拠。

形が答えを導いてくれるまで、何度も描くこと。
それは、今でも心がけている。

2009年9月26日 (土)

パズる会2009 11月22日~23日

Pzkai090926パズる会2009、受付終了しました。

2004年「RADIX」制作中のスケッチ群1

やっと「RADIX」制作中のスケッチ。
しかし、まだ粘土や石膏を盛ったり削ったりボツにしたり。
試行錯誤の段階。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090926

右側中央の絵は、粘土の試作模型を見ながら描いた。
現物は残っていないけれど、記憶はしっかり残っている。

2009年9月25日 (金)

2004年「RADIX」直前のスケッチ群4

また前回の記事に続き、まだ「RADIX」直前の試行錯誤。
これは本当に直前の段階。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090925

右下の自問自答の文字に、高揚感がうかがえる。
「イイ!はずだ!」
こういう言葉をスケッチに残すことは、めったにない。

2009年9月24日 (木)

2004年「RADIX」直前のスケッチ群3

前回の記事に続き、まだ「RADIX」直前の試行錯誤。
我ながらあきれるほどに、“直前スケッチ”が存在する。
これでもかなり取捨選択しているのだけれど。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090924

おたまじゃくしのような形態に愛着を感じつつも、
パズル的な動きを実現できない、もどかしさ。
そんな状態のスケッチ群である。

2009年9月23日 (水)

2004年「RADIX」直前のスケッチ群2

前回の記事に続き、「RADIX」直前の試行錯誤。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090923

試作もしていない図が多い。宝の持ち腐れかもしれない。
右下にある小さな図が「RADIX」に発展することになる。

2009年9月22日 (火)

2004年「RADIX」直前のスケッチ群

2003年は、とある法律事務所でバイトしていた。
そのためではないけれど、パズルスケッチは少ない。

2004年に入ると、いきなりスケッチが増える。
これは「RADIX」直前の時期の、試行錯誤のグラフィティ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090922

この段階では「FLORA」という仮題を考えていた、らしい。
flora and fauna (植物相と動物相)の、フローラ。
「RADIX」には程遠いスケッチ群だけれど、
生きものをモチーフにしたい欲求は、その後も継続する。

2009年9月21日 (月)

2002年「BAROQ」仕上げ段階のメモ

原型の仕上げ段階になると、言葉のメモは少なくなる。
スケジュールの余白に、いきなりスケッチが登場したり。
そんな段階のスケッチ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090921

右は原型が完成した後の、記号表現や型取りのためのメモ。
左に比べると、図がとても雑になっているのがわかる。
もう“スケッチで考える”必要がないからである。

2009年9月20日 (日)

2002年「BAROQ」三次元モデル用スケッチ

粘土や樹脂などを使って、三次元形状を試行錯誤する。
そんな段階のスケッチ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090920

020924、020930に登場する「基本ユニット」は、
パズルというには単純すぎるけれど、なかなか面白い形。

2009年9月19日 (土)

2002年「BAROQ」ペーパーモデル用スケッチ

面白くなりそうな予感。
でも、何がどうなるのか自分でもわからない。
とにかく、スケッチ。そしてペーパーモデル。
そんな時期のスケッチブックを抜粋する。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090919

紙で試作を作るうちに、だんだん可能性が絞られ、
同時に形が洗練されていくプロセスが見てとれる。

2009年9月18日 (金)

2002年「BAROQ」直前のスケッチ群

「VORTEX」(原題ASURA, 2008)に似た図が出てくるスケッチ。
しかしこれは「VORTEX」より5年前。
「BAROQ」着想の直前のものである。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090918

形や動きが面白そうな絵が、たくさんある。
その多くは、まだ試作もしていない。
やはりスケッチブックの虫干しは必要だなぁ、と思う。

それにしても、画面右上の三つ巴、「VORTEX」にそっくり。

形や動きの図は似ていても、ハードな素材で成立させるには、
生身の感情( emotion )を動かす動機( motivation )が必要。
「BAROQ」の場合、それは音楽だった。
「VORTEX」の場合は阿修羅像。
混沌としたスケッチから、どんな作品を作るか。
それはリアルな直接経験から生じる動機が、手仕事を誘導して
決定する。今までそうしてきた。そしてたぶん、これからも。

2009年9月17日 (木)

2000年の暗中模索

昨日の記事に、こう書いた;
> 2000年はキャストパズルの原作から離れていたようだ。
しかし、その頃のスケッチに、「BAROQ」に似た絵があった。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090917

まるで中学生のノートの落書きのような、青臭い絵と文。
でも、こんなプロセスがなければ、「BAROQ」は出来なかった。

最近はこんな散文的なスケッチを書いてないなぁ。
作品や生活の陳腐化を避けるのに、とても有効な行為なのだが。

2009年9月16日 (水)

2001年「DOLCE」

2000年はキャストパズルの原作から離れていたようだ。
秋葉原の平野さんの店を中心に、革物のパズルに追われていた。
2001年になって、「SWEET」を大きくしたいという依頼を受け、
原型を作ったのが「DOLCE」。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090916

当時としては精一杯のデザイン作業だったのだけれど、
いま見ると、詰めの甘さが読み取れるスケッチである。
パズル要素も造形要素も、存在感がない。
ペーパーモデルによる検討が足りなかったのだと思う。

2009年9月15日 (火)

1999年「SWEET」

1999年には8月頃に「SWEET」も作っていたようだ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090915

依頼された経緯は「つくりもの」に書いたとおり。
スケッチによれば、作者は「気がのらぬ」と述懐している。

ああ、当時は革の作品も作っていたんだなぁ。
現在よりもはるかに、手仕事に勤勉な時期であった。

2009年9月14日 (月)

1999年「PENTA」「CORAL」

1999年に作った原型は、3-4月「PENTA」、11月「CORAL」。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090914a

「PENTA」はヒトデの腕の断面構造が課題の中心だったようだ。

090914b

「CORAL」は、ペーパーモデルの試行錯誤が多かった作品。

1999年以降はスケッチ密度が高い。
パズルデザインにおけるスケッチの重要性に気付いた、
というのが表向きの理由なのだけれど、
確定申告を青色にしたから、というサバイバル的理由もある。
理由はともあれ、結果オーライだと思う。

2009年9月13日 (日)

1998年7月「FIN」9月「TIE」

原作の日付は、もちろん製品の発売日とは違う。

1998年3月「PESCA」4月「CRAB」5月「TAILS」に続き、
1998年7月「FIN」9月「TIE」のスケッチ。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090913a

「FIN」は動きを実装できるかどうかが最大の難所だった。

090913b

「TIE」の着想は、その後の作品群に共通する要素がある。

2009年9月12日 (土)

1998年「CRAB」から「TAILS」

1998-99年は集中的にマリンシリーズを作った。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090912a

右のスケッチは「CRAB」完了、次の「TAILS」を思いつく前。
左は製作中の写真(2000年にウェブサイトに掲載したもの)。

090912b

上記のメモの3週間後に描いた下絵。
これをコンビニで縮小コピー、アクリル板に貼り付けて
糸鋸で切断。刃物で削って原型を仕上げた。
刃物はハイス鏨(たがね)を研いで柄を付けたもの。

2009年9月11日 (金)

1998年未発表作「PESCA」現物と図面

没作品の図面データが出てきた。現物も工具箱にあった。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090911a

作品名は「PESCA」。ポルトガル語で「魚の…」の意。
図面データの日付は1998年3月。キャスト「CRAB」の直前の作。

090911b

1995年にキャスト「BIKE」の復刻を手伝った。
その後、C環の動きの可能性をもっと深めたいと思ったのが
この「PESCA」を製作した動機だったと記憶する。
しかし、パリティチェンジだけが見せ場の、パズル的にも
造形的にも面白くない作品。だから没にした。

そしてその反省点を、直後の作品「CRAB」に反映した。
魚のピースが「CRAB」と同じ形なのは、そのためである。

2009年9月10日 (木)

1996年キャスト「CAGE」のデータ化など

今回もPCのデータの虫干し。

キャスト「CAGE」。古典のリメイク作品の製品化。
リメイク作品の原作は作者からジェリー・スローカム氏へ、
スローカム氏から芦ヶ原氏へと手渡された。
その場に私もいた。その原作を預かった。
シリコンゴムで型取り、図面化。データをメーカー納品した。

同時に、3Dデータも作成した。特に枠ピースを念入りに。
レンダリングのツールは「サイクロンSolid」。
ファイルのタイムスタンプを見ると、1996年3月6日。
それを今、JPG画像に変換してみた。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090910
本体表面に映り込ませた写真は、前述の場面のスローカム氏。

2009年9月 9日 (水)

1994年「FLAG」の改良と作図

今回も、PCのデータの虫干し。

キャスト「FLAG」。古典の大幅なリメイク。
作図と原型製作は1991年から1994年にかけて。
使用アプリはCandy4 ( on MS-DOS )、AutoSketch、AutoCAD LT。

画像をクリックすると、拡大表示します。
090909

「本体がこんな形でも、金型で抜けるんですか?」
「大丈夫。作らせるから」
メーカーの当時の担当者さんの言葉通り、無事に完成した。

当時の私は、3年ほど勤めた造園土木コンサルタント事務所を
退職したばかり。それまでは彫刻関係の肉体労働だった。
「AMOUR」は勤め人になる前に製作。勤め人時代は仕事の合間に
古典パズルの改良や解答図作成などをやっていた。

勤め人時代に手探りで習得したCADは、手描きスケッチと
同じくらい重要なドローイングツールである。
現在では最初から3Dで作図することが多いけれど、
AutoCADで慣れた「コマンド打ち」は今でも多用している。

2009年9月 8日 (火)

1995年に「W-U」の作図をしたこと

スケッチブックに加え、PCのデータも虫干ししたくなった。

私が設計していない古典的キャストパズルなども、
ちょっとした改良や、解答図の作成などをやっていた。
これはキャストパズル「W-U」の解答図のためのデータ。
1995年。使用アプリはAutoCAD LT、OSはWindows 3.1。

090908a
レンダリングがうまくいかなくて、結局ワイヤフレームに。

090908b
この図が初期型「W-U」に同梱の解説に載った、と記憶する。

鎖の三次元データを作るのに苦労したことを思い出した。
作図作業もさることながら、PCが頻繁にフリーズしたのだった。
作業報酬は蛮々のステーキだったと記憶するが、定かではない。

2009年9月 6日 (日)

ポルトガルの砂糖袋

カフェで飲むのは「ビカ」。エスプレッソ。
砂糖をしっかり入れる。ちびちびと時間をかけて舐める。

砂糖の袋のデザインが面白かったから、集めてみた。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090906a

こちらは1997年のもの。

090906b

こちらは2005年。

ポルトガル以外でも砂糖袋を集めてみたのだけれど、
デザインがぜんぜん面白くない。日本のは特につまらない。
(古くからあるスプーン印などは面白いんだけどね)

2009年9月 5日 (土)

ポルトガルの鰯の塩焼き

サルディーニャス・アッサーダス。
正直に言って、盛り付けは雑。
でも、ちゃんと美味。
懐かしさを加味すれば、まさに「サウダーデ」。
そんな味。
090905_2
画像をクリックすると、拡大表示します。

食欲こそ最大の、スケッチの動機だと思う。
うん、本当にそう思う、

だから「パズル飯」も頑張れた、と思うのだった。

2009年9月 4日 (金)

サン・ジョルジェ城の銃眼

またポルトガルのスケッチだが、日付は前回から8年後の
2005年7月16日。このときは駆け足の観光だった。
リスボン中心部のサン・ジョルジェ城跡。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090904a
色付きのスケッチを試みた。水彩。
通貨はエスクードでなくユーロになっていた。

090904b
城壁の銃眼は、英語では embrasure というらしい。

着彩のスケッチは綺麗で、雰囲気の再現には良いけれど、
記録速度は遅くなり、細部の記録はおろそかになる。

描き方は今でも試行錯誤している。一生続くと思う。

ジャンキーなガムのジグソーパズル

またまたポルトガル滞在時のスケッチブックから。

090903a
日本円で80円くらいの当て籤など。日付は1997年12月25日。
カプセルの寸法は長径40ミリ程度だったように記憶する。
買った場所はわりと田舎のペロピニェイロ村付近。
石材産業の街。職人の街。私には居心地が良かった。

090903b
こちらの日付は1997年12月28日。
ガムの包み紙に印刷されたジグソーパズルピースが
気になったのでスケッチした、と思う。一個8円弱。

このオマケは、ポルトガルだけのものなのか、それとも
当時のヨーロッパ全土で存在したものなのか。
今となってはどうでもいいなぁ、と思っているけれども。

あと、こんなスケッチを描いた理由は?に応えて;

「えーなんだこれ?写真にとってもイミフだから描いとこ」
という衝動こそが、スケッチを描く動機、な気がする。
「これはパズル的だからスケッチしよう」という屁理屈は、
最初から概念的になって観察が手薄になり、良くないのだ。

2009年9月 2日 (水)

アルコバサの修道院の石材にある刻印

またポルトガル滞在時のスケッチブックから。
1997年11月30日。昨日紹介したコニンブリガ遺跡と同じ日。
修道院建築の石材に、不思議な記号が刻まれていた。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090902
いくつかの日本の城の石垣にも、よく似た刻印がある。
私が知る限りでは、丹波篠山城、大阪城、松江城。

日本の築城技術のルーツを探す謎解き、実に興味深い。

アルコバサの情報は、修道院も含め、Wikiに記事がある;

2009年9月 1日 (火)

コニンブリガ遺跡のモザイク舗装など

またポルトガル滞在時のスケッチブックから。
1997年11月30日。コインブラ近郊のコニンブリガ遺跡。
数人とツアー的な観光だったので、スケッチは荒い早描き。

画像をクリックすると、拡大表示します。

090901a
モザイク模様の舗装は大理石の小片を埋め込んで描いてある。
幾何学的な描画の法則性が、パズル的に面白い。

090901b
コニンブリガ遺跡の展示室でスケッチしたもの。AD1世紀頃。
ねじ釘、はさみ、蝶番など、現在と同じなのが興味深い。
1849年7月にアメリカの Walter Hunt が「発明」したという
安全ピンも、2000年前からある。

コニンブリガ遺跡の公式サイト、さっき見つけた。
Conimbriga - Ruínas, Museu monográfico

ショップのページの「Book of Puzzles」が気になる。

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

フォト
無料ブログはココログ