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2009年12月 1日 (火)

MPz130より サラダスティック六本組木

Amazonを見ると『Theメカニカルパズル130』は絶版の様子。
他のパズル資料と同様に、入手困難になることが予想される。
高木茂男氏の著書「パズル遊びへの招待」オンライン版
先例にならい、私の書いた文や絵を、順不同で公開してみる。
校正前の原稿なので、出版物とは文言が違うかもしれない。

p.41「サラダスティック六本組木」の図解の下絵。
画像をクリックすると、拡大表示します。

0901201_p41salad

サラダスティックの六本組木を食べよう!

34ページに紹介した六本組木は、自作しても楽しい。精度の良い木工は難しいが、台所にある道具と食材で、「はずして組むパズル」のエッセンスを楽しむことができるのだ。ここでは大根・きゅうり・ニンジンを使った、「サラダスティック六本組木」を紹介しよう。
大根・きゅうり・ニンジンの切り方は、右の図の通り。にんじんは軽くレンジでチンしておくと、加工が楽になり、また食べやすくなる。それぞれの寸法は、最初にきゅうりの太さを決め、他の食材はそれに合わせて切ると良い。切れ込みの幅もまた、最初に決めたきゅうりの幅に合わせる。ピース両端の長さは六本組木を組んでから調節するのが良いだろう。切りくずも貴重な食材。スープなどに流用しよう。包丁を使うときは、くれぐれも怪我をしないように。

34ページでは「単位」で組木を考えることを説明した。この六本組木の各ピースは、包丁で作りやすいことを最優先して設計してある。そのため、組み上がったときの内部に4単位の空間が空く。上級者にはこの内部空間がゼロになるよう設計を変更し、野菜を切ってみていただきたい。

高野豆腐の三本組木は理論的には不可能物体!

「高野豆腐の三本組木」の構成は、三本ともに左の図の形。作り方は、乾燥した状態の高野豆腐を湯で戻し、冷まして絞ってから加工。組んでから蕎麦つゆ等を含ませると、少し膨張して形が安定する。当然、味も付いて食べやすくなる。
この三本組木、高野豆腐だからこそ組むことができる。変形しない素材で作った場合、内部空間には重複がなく理論的には組めるはずなのに、組んでいくプロセスが存在しない。逆に言えば、硬い素材でできたこの構成の三本組木が存在したなら、それは84ページで紹介する「不可能物体」になるのだ。
ピース構成の違う三本組木はいくつか存在する。部分的には三本組木の形状を持つものとして、32ページの「赤玉入り」などがある。

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